正論・異論
ウィキペディアによると
正論(せいろん)は、道理を説く論について正しいものであると評価する呼び方である。事実に関する議論や認識論について用いられることはあまりなく、ほとんどの場合が「**であるべきだ」という当為についての論である。そのため、論の対象は道徳、倫理や規範、政策など、公共的な要素をもつものが多い。
正論の最初にBuzzFeedのエディターMorgan Shanahanの記事ホリーの遺書を何故置いたのか。
世の中には様々な「であるべきだ」がある。
一神教の世界ではある教え以外の教義は忌むべきものとされている。様々な決まり、歴史、教えがあり、それを信じる、そこに暮らす、そこに溶け込もうとする人々にとっての拠り所になっている。また今では企業、SNSm家族、組合、種族、人種、出身などに属する我々には様々な正しさ、正義が掲げられ信じることで、安定した満足感、安心をもたらされている。
ホリーは生き物としての自分が、生の終わりを迎えざるを得なくなったと知った時、本当に大切な事とはを遺書として書いている。私は「であるべきだ」正しいことの物差の基点にするべきと感じ正論の最初に置いた。
私の命の消えるまでの時間が明示された時、やるべきこと、であるべきことは限られたものであろうと思う。限られた時間内の「であるべきだ」を考える正論の基点にしたいと思う。
私同様私以外の人の、この基点を尊重することが出来れば、もう少し暮らしやすい世の中になると思う。
2018年1月27日